ほん怖本舗


真・恐怖新聞

原作:
つのだじろう<サスペリア(秋田書店)平成4,5年連載>
主な登場人物:
和恵,九重みやび(女学生・女児・男性)
話数あらすじ主なキーワード
序章 死を予告された少女・和恵。別の魂として生まれ変わるという。
交通事故に巻き込まれ魂は昇天する。そこへ鬼形と幽子の合体霊魂が。
 
1 鳥居ほたるがビショ濡れの女性に会う。ほたるの元には恐怖新聞が。
入水した霊に取り憑かれ高熱にうなされる。そこへ「九重みやび」と名乗る謎の女学生が現れる。
地縛霊
2 小松早紀の前に九重みやびと名乗る女児が現われ、恐怖新聞について警告する。
早紀は不気味な視線を感じていたのだが。
 
3 矢神千秋の元へ恐怖新聞が。鈴ヶ森の刑死者の怨霊が彼女を襲う。
九重みやびと名乗る男性が現われ彼女を救おうとするのだが。
土地の怨念
4 死んだ祖父と話をする少女あゆみ。姉の春美に迫る恐怖新聞の罠。 オーラ
5 突然、動物の会話がわかるようになる女学生。彼女の前に姿を現した九重が、霊の世界を案内する。 テレパシー
6 女学生の自室から不気味な猫の声が。そして、顔を爪で引っ掻かれる。
三味線つくりで殺された猫の怨念か。
霊的な物理現象
7 創作怪談のショートショート5話  
8 老婆が高橋ひとみに骨壷を預ける。祖父の妹の壷らしい。
一族の墓に納めるのを拒んだ叔父にたちに起こる災難。
 
9 大槻鈴枝が霊に憑依される。
無礼討ちになった町娘と猫の怨念が、旗本の一族を末代まで滅ぼそうとする。
 
10 病床で死を恐怖新聞から知らされる池見エリ。
父親は、あやめ寺の命の水を飲ませようとする。その時、悪霊の妨害が。
 
11 墓地で写真を撮られた馬場さおり。校内で笠原と名乗る女学生が現れる。
彼女は視力低下に悩み5年前に自殺していた。そして、さおりの眼を狙う。
 
12 引越し先の部屋で寒気がする。その土地には江戸時代、井戸があった。
惨死した男の怨念を利用した恐怖新聞の悪事に立ち向かう九重。
ラップ音,検校
13 魔界は総力をあげて、九重を倒しにかかる。孤独地獄へ落とされた彼女は助かるか。 魔界
14 地獄から脱出するも地獄の業火に包まれた九重。その時、上層霊界から救いの手が。
恐怖新聞の配達所を見つけた彼女は。
牛鬼,霊水
15 恐怖新聞の基地はなくなるも、新聞は霊の元へ配達される。驚喜新聞と名を変えて。
霊魂向けの恐怖新聞の巣窟があったのだ。
 
最終話 霊能力が失われた九重みやび。三体の分霊は人間へと転生する。
鬼形礼、本堂幽子、九重みやび。同性同名の人間として生まれ変わる。
 

参考:少年チャンピオン・コミックス「恐怖新聞U」4〜6巻(話数はこれに準ずる)


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