金縛りの不思議


いままでに投稿された中からの抜粋です。

    ここから下の話は、'97年度の季刊特別企画「春季限定・金縛りの不思議」に掲載されたものです。

  1. 初めて投稿します。
    いつも楽しく鳥肌をたてながら、皆さんの体験談を読ませていただいています。
    私は自分では霊感があるとは思っていないのですが、何度か望まずして体験しました。
    今回はその中のひとつで、金縛りにあった話を書きます。

    あれは私が11歳の時でした。
    いつもと変わらず布団に入った時のことです。
    隣の部屋ではまだ両親が起きていました。
    時折聞こえてくるTVの声に「まだ起きていたいなぁ」などと思っていた時です。
    何気なく真っ暗な天井に目をむけた私の目に映ったものは骸骨でした。
    かすかに光を放っているように見え、「何だろう」と考えた瞬間、私の身体は動かなくなりました。
    それどころか、胸が苦しくなっていくのです。
    まるで見えない手に心臓を鷲掴みにされているように。
    しかもその力はどんどん強くなっていくようでした。

    苦しくて苦しくて、ここで死んじゃうのかなと、再び目を天井にむけると、まださっきの骸骨が不気味に浮かんでいました。
    私はそれがなぜだか死神に見え「殺される!」そう思ったとき、声を出そうとしましたがでません。
    私は必死に「まだ死にたくない。まだ生きていたい。私を連れていかないで」と声にならない声をあげました。
    しばらくして、天井の骸骨がスゥーっと消えていき、それと一緒に胸を締め付ける苦しみも消えていきました。

    友人にこの話をしても、ただの心臓発作だったのではと言われますが、あの暗闇に浮かぶ骸骨は絶対に見間違えではないと思っています。
    でも、あの時「このまま死んじゃうんだ私」なんて後ろ向きな事を考えていたら、今こうして生きていなかったかもしれないと思うと、11歳の自分に感謝したいです。
    [がう]
    何事も、弱気になっているところを見せたら負けですね。

  2. 今日は、私が高校生のころ体験した、金縛りについて投稿します。
    私は、別に霊感が強いというわけではなく、今まで金縛りにもあったことはありませんでした。
    それは、高校3年生の12月のことでした。

    期末試験の勉強をしていたため、私は午前3時になってからベッドに入りました。
    だいぶ疲れていたので、すぐ眠りにつきました。
    そしてすぐに夢をみたのです。
    夢の中で私は大勢の人に追いかけられていました。(良くある話ですね)
    途中で私は転倒し、誰かが上にのしかかってきたのです。
    苦しくて目を覚ますと、夢の中で感じたように胸元が苦しいのです。
    おかしいと思って薄目をあけると、私の真上に口元からダラダラ血を流した男がいたのです。
    驚きのあまり、私は飛び上がりそうになりました。
    でも体が動かないのです。
    「これが金縛りなのカー」とぼんやり思いました。
    恐怖のあまり目を閉じたままでいました。
    暫くして体が楽になってきたので目を開けると、男はいなくなっていました。
    それが私の初めての金縛り体験でした。

    あれから私は怖くて仰向けになって寝ることができません。
    私は、自宅なんですけど、家族でこのような体験をした人はいません。(住んで10年くらいになります)
    あれから変わったことはないんですけど、皆さんどう思いますか?
    [門吉之輔]
    目を開けるとそこには…。怖い話です。

  3. アメリカン金縛りパート2=アメリカ留学中の、2度目の金縛り。
    それは、7月の真っ昼間の事でした。
    ルームメイトはどこかへ出掛けていて、俺は一人で昼寝をしていたら、部屋のドアが開いて、ゾロゾロと人が入ってくる音がしました。
    俺は入口のドアの反対側の壁の方を向いて寝ていたから、音や話し声しか聞こえなかったんです。
    知ってる友達の声です。3人、4人はいるか。
    で、起きてそいつらの方を見ようとしたら、金縛り。
    壁の方を向いたまま、まるで動けません。
    背後では、友達が楽しそうに話してるのが聞こえます。
    俺はこんなに苦しんでるのに…。

    「くっそー、気付いてくんないかな、誰か」そう思った時でした。
    横を向いて寝ている俺の肩に手が置かれ「この人、ホントに寝てるの?」って女の子の声が、耳元で、しかも日本語で聞こえたんです。
    アメリカでは日本人の女の子なんて知り合いにいなかったし、「こりゃあ、何が何でも起きねば!」という強い意志が、金縛りをも解き放ちました。
    だいたいが霊的なものを信じていないタチで、お経なんてよう知らないから、体が動かなくなったら力まかせです。
    というより、いったん体全体の力を抜いて、自分の体の感覚を無理なく感じ取れるようになったら、一気に起き上がる。
    後は、起き上がろうとする何かのキッカケですね。たとえ不純でも。
    その時も「うぉっー!!」って感じで体に力込めて、固まった体をゆっくり起こしていきました。
    なんとなく体が縛られてるというより硬直してるような感じだったけど、ゆっくりゆっくり起き上がって、半身を完全に起こす寸前には金縛りも解けてました。

    で、目の前の壁にかけてある鏡がすぐに目に入って、そこに、やたら背の高い男の後ろ姿が映ってるのを見ました。
    友達にそんな奴がいるんです。
    「やっぱりみんないる!」って確信して、ふっと横を見たら...そこにはだーれもいませんでした。
    慌てて部屋を飛び出し友達の部屋に行くと、声を聞いたはずの友達はみんなで麻雀中。
    「俺の部屋、来なかった、よな?」と聞く俺に、怪訝そうな顔、顔、顔。
    で俺、その後で、俺が金縛りに遭っている間、自分のすぐ後ろで楽しそうに話してた連中の会話の内容を思い出そうとしたんです。 確かに聞いてたはずだから。
    でも、不思議な事に思い出せない。
    なんでか知らないけど「家に帰ろう」って相談をしてたような、そんな記憶だけがおぼろげにある…。
    [RYUS]
    女の子は何者だったのでしょうか。

  4. 6月13日の早朝、明るくなった5時すぎでした。
    その前の日より私と私の会社の部下は、神奈川県の川崎までトラックを飛ばして、大阪に帰ってきました。
    荷物を降ろすにはまだ早いので、私の家で仮眠をとることにしました。
    彼は何回か泊まったことがあったので勝手しったる部屋でした。
    私も疲れていたので、すぐ横になりました。
    久しぶりに金縛りになりましたが、いつもよりきつい感じで、なかなか解けませんでした。
    やっと解けた途端、隣の部屋で友人がうめき始めました。
    彼はとても静かに寝る人なのですが、やがて女の様な色っぽい声になり、なんのこっちゃと思いました。

    翌朝、彼いわく…。
    手足を押さえられ首を絞められ、これはやばいと助けの声を出したつもりだそうです。
    やがて呪縛が解けると恐くなり車で寝ようと思ったその時です。
    女の手の様なものに手足を押さえられ、やがて、か細い手が全身を撫で始めました。
    そして、あろうことか男性自身にまで及び、あまりの気持ちの良さにイキそうになったが、ここでイクと着替えを私から借りなければならないので、思いとどまったそうです。

    こんなHな体験を聞いたのは初めてで少し期待しましたが、恐くなり部屋に塩をまきました。
    本当の話です。
    [大阪ボーダー]
    何処から憑いてきたのでしょうか。

  5. はじめまして。いつも楽しく拝見させてもらっています。
    小さい頃から心霊現象に興味があるのに、自分では曲解すれば「そうかな?」という程度のことしか経験がないのですが、何故か友人たちに妙な体験をした者が多いのです。
    その中で一番印象に残っている話をお話します。
    大学での友人の体験なのですが、初めて話をする人は必ず「嘘だ」と決めつけます。
    それ位、何というか奇妙な体験談なのです。

    友人が夜、自宅で寝ていた時のことです。
    ふいに金縛りに襲われたそうです。
    それまでにも幾度か霊体験があった友人は、取り乱すこともなく「なるようになるさ」という心でじっとしていたといいます。
    すると、胸を撫でるように触ってくる見えない『手』があります。
    最初のうちは気持ち悪いやら恐ろしいやら、友人もぐっと身を縮こませていたそうですが、何かの拍子に「右肩」と、ぼんやり思ってみたところ、『手』が右肩を撫で始めたのです。
    「お腹」と思えばお腹を撫でられる。「右足」と思えばやはり右足を撫でられる。
    そのうち、余裕の出てきた友人は、あろうことか「チンチン」と思い浮かべてみたそうです。
    その瞬間、友人の耳もとで「ヒャハハハハハ」というあざ笑うような、老婆のもののような笑い声がしたのだそうです。
    友人は「怖いというより、あざ笑われているようで恥ずかしかった」と言っていました。

    数多く聞いた霊体験の中でも、とりわけユニークなものとして覚えています。
    このページには、あまりに下品でふさわしくない話かなとも思いましたが、むしろそれだけに真実性のある話だと思い、投稿させて頂きました。
    ことの真偽は当人のみ知ることですが、親友として私は本当にあったことだと信じています。
    また友人の体験談を送らせて頂きます。
    HPを楽しみにしています。それでは。
    [M]
    ヒャハハハハハって、何がおかしかったのでしょうネ。

  6. 大阪府堺市の私が以前すんでいた公団住宅での話です。
    その前から金縛りの体験や、霊の目撃は数多くあったのですが…。

    深夜に突然目が覚めた私は、全身どこも動かず金縛り状態のまま、うなされていました。
    首だけを何とか動かして、左側をみてみると、そこには少女が私の方を向いて座っているではないですか。
    そして彼女はその後、何のことか私の股間に触れてきたのであります。
    後日妻に連れられてお祓いに行ったところ、無縁仏がついていたらしく、そのままにしておけば夫婦の間の邪魔をもしてくるとまで言われました。

    新婚だった私たちは、部屋を清めた後引っ越しました。
    マンションやアパ−トなど、集合住宅は、人の念が集まりやすいそうです。
    これは、絶対実話です。
    [kanji]
    人の出入りの激しいところには、様々な人間模様があるものですね。

  7. 金縛りが、大流行ですね!
    私もソファーで寝ていて、明らかに人の足でお腹を蹴飛ばされたり(もちろん誰もいない)、飼っていたウサギが死んでまもなく、うたた寝していたベッドの布団の上を、何かがポンポンと軽やかにやってくる感覚がしたり…。
    でも、いちばん印象的だったのは、7年前HAWAIIに行ったとき1Fがセブンイレブンのホテル(となりがマハラジャ)に泊り、ベッドに仰向けになってうたた寝していたときです。

    そのホテルは、はっきり言って古くて、部屋に入ると鏡が斜めに掛かっていて、カーテンはボロくて、古いホテルの臭いがしました。
    そして、木のドアのシャワールームで、シャワーを浴びて出ようとすると、ドアが膨張して外から押し開けてもらわないと出られませんでした!!
    10万ほどの安いツアーだったので仕方ないと思いますが…。
    街を歩いて疲れていたので少し眠りましたが、まもなく目が開きました。
    そのとき、私の周囲から大勢の外人の笑い声が「ワッハッハ…」と聞こえました。
    たくさんの人が私を囲んでいるような感じがはっきりとわかりました。

    部屋には霊感の強い友人が寝ていました。
    そのあと「海外では外人の霊がでるんだね」と友人に話しました。
    それから、これは聞いた話ですが、霊感の強い人と一緒にいると霊感がうつるそうです。
    私も霊感の強い女の子と同じ会社で一緒に行動していたとき、よく金縛りにあったり(朝4時頃三輪車の急ブレーキかけた子供の声を聞いたり)、いつもと違う経験をしましたが、会社を辞めてその子と会わなくなったらピタリととまりました。
    ちなみにその子は、毎朝トイレに座ると1日のできごとが目に浮かぶと言っていました。
    [いそぴー]
    海外での霊の声って、やっぱり日本語以外で聞こえるのでしょうか。

  8. これは昭和61年、私が慶應大学1年生の時にあった金縛り体験の話です。
    私のいたアパートはキャンパスのある日吉にあり、四畳半一間のため家賃がとても安く、私を含めて4人の慶大生が住んでいました。
    部屋はよくある暗い感じというようなものはなく、南向きの日当たりの良い明るい部屋でした。

    それまでも何度か金縛りと言われるものにはあっていましたが、あんなにすごい金縛りは後にも先にもありません。
    時期は10月頃だったと記憶していますが、いつものように私は深く眠りに落ちているにもかかわらず、ふと目が覚めてしまい、だが不思議と感覚だけははっきりしているのです。
    そんな中をアレはアパ−トの階段をあがり共同のトイレと洗い場の前を通り途中にある2人の部屋を過ぎ、独特の雰囲気を漂わせながら、一目散に私の部屋へ向かってくるのです。
    そして、私はいつもなら体が動かせない状態になるところなのですが、この時はそうはなりませんでした。
    そしていつもとは違う、もう一つの事は音がものすごかったのです。
    どんな音かというと舞台で怪談をやると幽霊が現れるときに必ず「ひゅーどろどろ」という効果音がありますが、まさにそんな感じの音でした。
    その音が普通に聞こえるのではなく、耳の鼓膜の中で起こっているのです。
    シンバルやドラのような派手な音も混じっていました。

    私は恐怖のため掛け布団を頭から被り、なぜか自分自身に「がんばれ負けるな」と気合をかけていました。
    それは廊下からドアをすりぬけ、部屋に入ってきて私のすぐ左手に立ち止まりました。
    その時点で目をあければそれが何者か見ることができたと思いますが、私は決して見てはいけないと思い、目をぎゅっと閉じていました。
    そして気がつくとやはりいつものように体の自由は奪われていました。
    次に気がついたら朝になっていました。

    この話には後日談があります。
    4人いたはずのアパートは、もう一人の理工学部の1年生のA君が9月の夏休み中に引っ越ししており、実は3人しかいませんでした。
    後でA君に大学で会い、引越しした理由を聞いたところ、やはり私のような経験をし、恐くていられなかったとのことでした。
    私は何度か、このような金縛りにも耐え、2年にあがる春休みに目黒区内へ引越ししました。

    新しいアパートではさすがにこの様なことも無くなりましたが、夏休みに長野の実家へ帰省した時、両親に引越しのいきさつを話したところ、父親も私の大学入学の引越しを手伝いに来てくれた時に、日吉のアパートに二晩泊まったのですが、やはり金縛りにあっていたそうです。
    私を怖がらせないため、黙っていたとのことでした。
    その晩、弟が私の部屋を占領してしまっていた関係で、実家の居間のソファーで休みました。
    また朝の5時ごろ急に目が覚めたのですが、目を開けた瞬間、目の前に白い女の人が浮かんでおり、宙に溶けて消えていくのが見えました。
    [ゆりたん]
    金縛りの原因は、生活環境の急激な変化によるストレス,夢と現実の区別がつかないなど色々いわれていますが、体に残る不自然なアザの説明はないのかな。:-)

  9. あれはたしか、小2の頃だったと思います。
    毎晩眠っていると、怖さのせいか金縛りみたいに動けなくなることがありました。
    それが一ヶ月ぐらい続いて、今度は宙に浮くような感覚になるようになったのです。
    それも布団ごと浮いているような感覚なんです。
    怖くて目は開けられなかったけど、マジでびっくりしました。
    でも、それからまた一ヶ月くらいすると、もう起きなかったけどね。

    それから2年経って「もう金縛りは起きないだろう」と安心していた頃、今度は寝ている間に頭の奥の方で「シャンシャンシャンシャン」と音がだんだん大きくなりながら鳴っているのです。
    急いで目を開けようとしてもなぜか重たくって開かなくて、思いっきり力を出してやっと目を開けたんです。
    そうしたら音も止まってなんともなくなりました。
    「よかった」と思った瞬間、またその音が鳴ってくるんです。
    原因を突き止めようと思い目を閉じたままにすると、音が頭全体に響きわたり真っ白になりました。
    なんかどっかに引きずり込まれて落ちていくような感覚です。
    そしてだんだんと景色が見えてきました。
    それは江戸時代頃の風景だったと思います。
    どっかのでっかい屋敷の前に立っていて、その前に赤い着物を着た女の子がいました。
    急いで目を開けて現実に戻ったときは汗でびっしょりでした。
    今だからやっと話せるくらいですが本当に怖かったです。
    [吟遊詩人]
    その女の子と言葉を交わしていたら…なんてことになったかもしれませんね。

  10. 金縛りの話で盛り上がっているようなので、私もひとつ友人の話をします。

    彼女は思春期にさしかかってから、よく金縛りにあうようになりました。
    枕元にお菊人形が立っていたり、大勢の人が通り過ぎて彼女をふんずけていったり、いろいろあったようです。
    いつも、彼女は金縛りにあうと、お念仏を唱えたり、説教をしたりしていたらしいのですが、効果はあったりなかったりのようでした。

    ある時、いつものように金縛りにかかり「またか」と思ったときです。
    体に重みがかかり、荒い息づかいが聞こえてきたそうです。
    彼女は嫌だったのと、怖かったのとで「南無阿弥陀仏」と唱えました。
    すると耳元で、男の声が。
    「南無阿弥陀仏、はないだろう」。
    彼女は気を失いました。

    彼女はいろいろ見えたり感じたりする人でしたが「このごろは歳をとったのか、大人になったのか、さっぱりだ」と云っています。
    彼女といると私まで増幅されて感じやすくなったりしましたが、今では私一人でも妙なモノにあったりします。
    こういう力って移動するのでしょうかね?
    [魔魅心太]
    耳元で囁くってのも怖いですね。モノを感じるのは、彼女と心理的に同調(シンクロ)するからでしょうか?

  11. 最近は金縛りの話で盛り上がってるようなので、私の体験も聞いてやってください。

    正確にはいつごろかは忘れましたが、たぶん小学校4年の時だと思います。
    当時の私は虚弱体質の子供で月に一度は学校を休んでいました。
    その日も、風邪で休んでベッドで寝ていたのですが、お昼ごろに腹が減って目が覚めました。
    母は買い物に行ったらしく、家の中は人気がありません。

    「ああ、はやくご飯を食べたいな」、そんなことを考えながら、再びウトウトしかけた時…。
    「ビシっ!」。
    なにか木が割れるような大きな音が聞こえました。
    「な、なんだ?」。
    一気に目が覚めて起き上がろうとしましたが、何故か首から下が動かない!
    そのくせ感覚が研ぎ澄まされて、外の物音やまわりの景色がやたらとはっきり分かる。
    そのうち、やけに部屋が明るく感じられて「変だな」と思った瞬間に何かが右足を掴んだのです。
    「ウワっ」。
    足を掴んだ何者かはすごい力で私を引っぱりはじめました。
    私は布団の中に埋もれてパニックを起こしました。
    そのとき左足にベッドの足側の板があたる感覚を感じて、体の感覚が戻りました。
    左足をおもいきり蹴飛ばして、体を元の位置まで戻そうと、もがいていると急に右足が離されました。
    気がつくと汗びっしょりで、天井をみつめてあえいでいました。

    今になって思えば、あのとき私の右足はベッドを突き抜けて壁の中まで入り込んでいた気がします。
    じゃないと、左足が蹴りこめるほど曲げられないはずですから。
    あとで右足をみたら、掴まれたあたりが青く変色していました。
    その跡は、人の手というよりはロープで縛られたように細く一筋のはっきり境目のわかるものでした。
    その後このような事はありませんが、あのまま引きずりこまれたらどうなっていたのかなあ…。
    [よしりん]
    手が引っ張られた話ってあまり聞きませんが、あるとしたら怖いですね。振り向いたら目が合ってしまったとか。

  12. 私のアメリカ在住も、もうすぐ15年になります。
    これは、渡米半年後頃に一時的に住んでいたアパートにまつわる話です。

    その頃超貧乏留学生でしたので、とにかく家賃の安い住居を探していたところ、ガールフレンド(現在の家内)の友人のそのまた友人がルームメイトを探しているとの話があり、このさい家賃さえ安ければ何でも良いと場所も見ないで決めてしまいました。
    場所は、サンフランシスコのダウンタウンにありました。
    実際に入居してみると、家賃の割には見た目にかなり奇麗なアパートでした。
    奇麗といっても、築50〜60年位はたっていたでしょうか。

    そのアパートの賃貸主のF氏は、ユダヤ系アメリカ人で30過ぎた大学院生でした。
    入居後彼に、全体の家賃を聞いたところ、なぜか私の払いは全体の4分の1程度とのこと、折半が普通ですからチョット変な気はしました。
    が、彼も日本語の勉強をしたいからいいんだと言うので、その場はなんとなく納得しました。
    しかし、それがどうも真実でないことは、住んでしばらくして分かりました。
    これは、そのアパートを出る直前に分かったのですが、私の前もそのまた前の住人もすぐに出てしまったらしいのです。
    勿論、F氏に問題があったわけではなく、彼自身とても良い人だったのです。

    入居後、1週間位たった頃から問題がおき始めました。
    渡米前、私は金縛りなどと言うものは一度も経験したことがなかったのに、突然毎晩のように金縛りにあうのです。
    最初は、疲れのためかとも思っていたのですが、あまりにも毎晩なのです。
    金縛りに遭遇している最中に「ミャー、ミャー…」という子供か、動物のうめき声のよう(ちょうど昔あった、寝かせると泣き声を出す人形のような音)が耳元で聞こえたり、壁がすごくドロドロした部屋にいるような感触を感じることも度々でした。

    入居1ヶ月頃、レポートを作成するため、ガールフレンドに手伝いに来てもらい徹夜でがんばっていたときです。
    ようやくレポートが完成したのは朝、外が十分明るくなった頃でした。
    授業は午後からなのでそれまでひと寝入りすることにして、彼女が先にベッドに入り、自分も寝ようとしたのですが、ブラインドを下げるのを忘れていたので窓のほうへ向かったときです。
    窓の下のほうから、直径30センチ程度の球体が窓の下から突然浮き上がってきたのです。
    そしてその球体は、ちょうど窓の中間あたりでほんの一瞬だけ止まりました(1秒ぐらいだったでしょうか)。
    そして、また上に昇り窓の上に消えました。
    私は、唖然として彼女の方を向きました。
    その時、彼女が私の顔を見て飛び上がらんばかりに驚いたのです。
    「どうしたの?今の見た?」と問い掛けると、彼女も少し平静を取り戻し「今あなたの顔がぐちゃぐちゃに見えたの…」と言うのです。
    勿論、彼女もさっきの球体を見ていました。
    表面がギザギザで渋い銀色だったように記憶しています。
    私の部屋は5階にありました。
    あれが何かは当然知る余地もありません。

    それから数日後、決定的なことが起こりました。
    睡眠中にまた金縛りに襲われたのですが、この時はいつもと違いました。
    自分の体が空中に浮いている感覚があるのです。
    多分、天井ぎりぎりの所にいるのが感覚で分かりました。
    そして、体が180度回転し丁度下を見下ろす体勢になりました。
    目を開けました、すると下には自分が寝ているはずのベッドが見えます。
    その日も彼女が泊まっていたのですが(恐くて一人で寝れなくなっていた)、彼女は下で寝ているのです。
    苦しくてうめき声を上げた瞬間、自分の体がものすごいスピードでベッドに戻るのが分かりました。
    彼女も私のうめき声に気づき目を覚ましました。
    そして、私の体が上から落ちてきたことを認識できたそうです。

    話は、ここまでです。
    翌朝、私はそのアパートを出ました。
    今は、会社員となりニューヨークに住んでいますが、あの時のようではないものの時々金縛りにあいます。
    あの時に、悪い癖がついてしまったんでしょうか?
    [tomoe@qsjohnjoet]
    アメリカですから宇○人によるアブダクションを想像してしまいました。
    見下ろしたときに、自分はベッドにいましたか? そうなら幽体離脱(OBE)を体験したことになるのですが。
    彼女の話によると、体そのものが浮いていたようですね。

  13. 私の母は、よく金縛りにかかります。
    それも、父が出張などでいないときに限ってかかるのだそうです。
    その中でも特に恐かった話をします。

    例のごとく父は出張で、母は1階の寝室で一人眠っていました。
    そして夜中に寝苦しさを感じて目が覚めると身体が動かない!
    また金縛りかと思い一生懸命お祈りしていると、足元にズシッと重みを感じたのだそうです。
    嫌だ、恐いと思いながらも消えてくれるように祈っているのに、あろうことかその重みは次第に上へとあがってくるのです。
    母の身体を這うように。
    あまりのことに気が遠くなったといいます。
    そして、ついに胸元近くまできたとき、母は思い切ってそのものを掴んだのです。
    それは人間の髪でした。
    その感触と現実感に恐怖心がピークに達した時、金縛りは解け、その重みもなくなったそうです。
    母はそのまま意識が遠のいていったのだそうです。

    この話を友達にすると「それ、お父さんじゃないのー?」とからかわれます。
    でも、あの日は父は遠くに出張していて家にはいなかったのです。 それだけは断言できます。
    では、あの髪は一体…。
    その部屋は、私が小さい頃にも怖い幽霊を見た場所で、何か霊の通り道のような場所なのかと思ってしまいます。
    [ユーリ]
    単に体が動かない話より、なにか異質な感じがしますね。体が触わられる事例は。
    その部屋は家の中心から見て鬼門(北東)の方角にありませんか? だとしたら…。

  14. 僕は、よく金縛りになります。
    一番怖かったのは、目を開けると女の人が目の前にいたことです。
    その女の人は、顔面血だらけでした。
    あー怖かった。
    [森 塩味]
    その人の腕は何処にありましたか?

  15. こんにちは。初めて投稿します。
    あれは1年程前のことです。
    その日私はなかなか寝付けなくて寝返りばかりうっていました。
    しばらくすると、体に急に重みを感じました。
    例えて言うなら、1トンぐらいの物がじわじわと体に乗ってくる感じです。
    そのまま身動きがとれないでいると、今度は首を締め付けられているような気がして、恐る恐る目を開けてみると、全然知らないお爺さんが私の上に乗っていました。
    物凄い形相で私を睨んでいて、恐かったのですが、ずっと動けずにいたために逃げ出すこともできず、ただじっと向こうが行ってくれるのを待つより他ありませんでした。
    …むっちゃ恐かったー。
    [夢見る少女じゃいられない]
    体の圧迫感と首絞めと睨みの三拍子そろえば…ですね。

  16. はじめまして。いつも涼しく読ませていただいています。
    私が中学生のとき、1ヶ月くらいの間だったと思いますが、毎晩決まって深夜2:45に金縛りにあっていました。
    あれが霊的な物だったのかはわかりませんけど(たぶん違うと思いますけど)、動けなくなる前のあの耳鳴りと、「ああ、来たな」っていう感じが忘れられません。
    どうせお化けじゃないだろうと思ってはいたけれど、やはり怖くて目は開けられませんでした。
    [おさる]
    医学的に説明がつくとしても、全ての体験をその場で分析しているわけではないので、全くの謎ですね。
    決まった時間ということは、寝ていなければ(起きていれば)説明がつくのかもしれないのだけれど。
    話がそれますが、私は夜、いつ寝ても毎朝決まった時間5:20±5に目が覚めます。体内時計ってあるのかな。

  17. こんにちは。私の実体験をお話します。
    私が高校2年の時のことです。その日は、曇り。
    ベッドに入る前に部屋の電気がなぜか薄暗い気がしていたのですが、疲れのせいだろうと思い、ベッドに入りました。
    ウトウトとしかけた時でした。
    突然、金縛りにあってしまったのです。
    金縛りにはそれまで何度も遭っていたのですが、いつもは恐くて目を開けられないのに、その日に限ってよせばいいのに、目を開けてしまいました。
    すると、黒い人間の形をした影が足からお腹、そして胸へと、のしかかってきたのです!
    声はでないし、金縛りは解けない。恐怖で開けた目も閉じられない!
    必死にもがこうとしていると、その影と目が合いました。
    真っ黒い顔の中、血走った両の目だけが爛々と輝いていました。
    そして、影は手を私の首に掛けたのです。

    …ここで私の記憶は途切れています。
    翌朝起きて鏡を見ると、首には絞められた跡が赤く残っていました。
    今は嫌な予感がするときには電気をつけて寝ることにしています。
    [麗子]
    こんなに恐ろしい金縛りの体験談の投稿は初めてです。コメントできない…。

  18. つい一週間ほど前、恐ろしい事が起こりました。
    田舎に帰ったとき、もう夜の十一時をこえていました。
    田舎に着いて、ふと寝たとき金縛りが起きて体を動かせなくなりました。
    とても寒かったのが印象に残っています。
    それから寝られなくなって五分くらい座っていました。

    すると何か音がするのです。「きーーーきーーー」という音。
    頭が痛くなりました。
    そして頭の痛みが止まった瞬間、今度は仏壇にむかって拝む女性の声がきこえてくるのです。
    そして、まさか!と思って仏壇を見ると亡くなったおばあちゃんが仏壇に向かって拝んでいるのです。
    そして、僕の顔を見て何かしゃべってるのですが、はっきりと聞こえなかった。
    それから十秒くらいしたら、おばあちゃんは消えてなくなりました。
    いとこに聞くと毎晩拝む大きな声が二階から聞こえてくるとのこと。
    仏壇の手入れをしたら喜ぶかも…。
    [takahiro]
    成仏した魂は下界にはいないという。何か伝言あるいは未練があるのでしょうか。

  19. 私は、「神」も「仏」(仏教の思想には好感を持ってますが)も「魂」も「あの世」も存在しないと思っている。 正確には、存在しないと思いたい人間です。
    しかし、ただ一度だけ高校生の頃、奇妙な体験をしたことがあります。
    あれが多分、世に言う「金縛り」という奴なのでしょうか。

    夜中にふと目が覚めたのですが、全く体を動かせません。
    電灯を完全に消して寝る習慣でしたので視界は真っ暗です。
    その中で私は、うんうんと懸命に体を動かそうとしていたのですが、そのうち、横向きで寝ている私の背中のちょうど両肩の肩甲骨の間を誰かがなぞっているように、はっきりと感じだしました。
    私は振り向こうとしたのですが、指一本動かせません。
    しばらくそういう状態が続いた後、また、いつしか眠ってしまいました。

    話はこれだけです。
    翌朝目が覚めてから云々、という後日談は全くありません。
    だから、こういうふうに投稿させて頂いているものの、あれは夢だったということで納得しております。
    ただ、あれが夢だったにしても、あの時、振り向けなかった、振り向かなかったのは良かったんじゃないかと思う事が無いではありません。
    [古食]
    体が動かないのはともかく、なぞられたのは不気味ですね。

  20. 私が初めて体験した怖かったことです。
    中学生の頃、自分の部屋で寝ていた時のことです。
    体を横にして寝ていたのですが、突然体が布団の中に沈み始めました。
    目も開かず声も出ず、このまま沈むのかと思っていたら小さな堅い手が私の首に触るのです。
    ますます怖くなり体が堅くなっていくのがはっきりと分かりました。
    力を入れれば入れるほど体は堅くなる。
    「もうどうなってもいいや」と思い、力を抜いたとたんに小さな堅い手はどこかに行ってしまい、体を布団から出すことが出来ました。

    朝になり部屋の中を見回してみると、姉の形見である日本人形が目に入りました。
    その手を見ると昨日の私の首に触れた手に似ていました。
    はっきりとは言えませんが、たぶん日本人形の手だったと思います。
    それからというもの、金縛りから始まって赤ちゃんの泣き声やベットの横をたくさんの人が通るようになり騒がしい夜が続くようになりました。
    [美香]
    金縛りではありませんが、就寝中ということで転載しました。
    霊の通り道になったのか…。人形が呼び寄せたのかもしれない。

  21. 先日のことです。
    朝、目覚ましが鳴り「あと5分…」と楽しんでいるときに、それはやってきました。
    私は掌を上にして寝ていたのですが、その上に重みがかかったのです。
    大きさはちょうど、掌のくぼみに入るくらいのものでした。
    私は目を閉じているのに、上に乗っているものが見えだして「うひゃ」と思っていました。
    子供の背丈ぐらいの細くて長い手足をもった、まるでオシャレな宇宙人の如き姿のものが私の躯右上に乗り、妖しい動き(ピストン運動か?)をしていたのです。
    瞬間、私はゾッとし急に重みが増しました。
    すごい重みで布団に押しつけられて、私は声もあげられないまま「やめて」と口を動かしたのです。
    そのとたん、重みは去りました。
    何だったのでしょう。すっごく、怖かったのを覚えています。
    [魔魅・心太]
    金縛りではありませんが、就寝中ということで転載しました。
    う〜ん妖しい。いわゆる○霊の類でしょうか?
    お題目を唱えると良いと言うが…。 躯=からだ。

  22. 今日は「くるな…」というお話しをしましょう。
    もう、今はそういうことは無くなりましたが、以前、就寝して眠りに落ちるまでの時間に「あっ。もうすぐ来るな…」という感覚を毎晩のように経験したことがありました。
    その感覚を身体のどこで、どのように感じるのかというと『額のしびれ』と『背中の違和感』です。
    「あっ。もうすぐ来るな…」と思って目をつむった状態(勿論、怖いから)で、しばらくすると、全身が金縛りになるのです。
    それは、ほとんど毎晩のように続いたのですが、いつの間にか来なくなってしまいました。
    来ていた時はどうしていたかって?
    心の中で般若心経を唱えてました。(全てを暗唱している訳ではないので、ある一文だけでしたが)
    これは結構、利きました。

    不思議と何回も経験していると「さー、どーぞどーぞ」なんてことも思ったりしましたが、強い霊ではなかったようで霊障はありませんでした。
    こういった事を、ご経験中の方、もしくはこれから経験されるかも知れない方。
    「さー、どーぞどーぞ」と言って、とんでもない事に会うかも知れませんので、その辺は自重下さい。
    [私はねこ]
    金縛りは、仏教ではどのように解釈されているのでしょうか?

  23. 面白い怪談話がたくさん掲載されていますが、その中でも特に「金縛り」については非常に共感を覚えます。
    何故かというと、私自身も長崎の田舎に住んでいた若い頃に何十回と金縛りに掛かった経験があるからです。
    夜、眠りに落ちる寸前に天井から灰色か黒い霧か影みたいなものが、布団の上から体全体に一気にのしかかってきてあっと言う間に押さえ込まれてしまうのである。
    母はそれらを総称して「ものの怪・もののけ・ものの気」と呼んでいたが、 形は投網を投げたように広がったり、大鼠やのっぺらぽうの大入道が大手を広げてきたり、いろいろな形で現れた。
    ある時には狼のような生臭い息を首筋に感じたこともあった。
    そこでなんとか動こうとしても体が萎えて力が入らず、声を出そうと思っても口をパクパクするだけでまるで声が出ない。
    少しずつ呼吸も苦しくなってくるので、怖くなってもがこうと必死になる。
    それからは「ものの怪」と自分との気力の戦いであり、しばらくもがこうと力を入れていると突然、体が動いたと同時に「ものの怪」もスッと離れて消えてしまい、やっと金縛りは解けるが疲れてがっくりとしてしまうのである。
    時には自分から「ものの怪」に挑戦しようと、金縛りに掛かる寸前に横へサッと動いて逃れようとしてみたこともあったが成功したことは1度もない。
    そこで突然ですが、あなたもこれを読んで楽しむだけでなく、実際に「金縛り」を体験してみたいとは思いませんか?やってみたい!
    よろしい!ではその体験方法を詳しく教えましょう。是非1度やってみてください。

    「金縛りの体験方法」
    1. あなたは暗示に掛かり易い方ですか?鈍い方ですか?(易い方がGood!)
      金縛りは深夜、あなたが眠りに落ちる寸前に掛かるのです!
    2. まず、あなたの家は木造一戸建住宅であり、できるだけ古い家であることが望ましい。
      マンションでは掛かりにくいようです。私は現在マンションに住んでいますので掛かりません
    3. 天井裏にネズミや青大将(蛇)が住んでいれば申し分なし
    4. 就寝する場所は、床の間があるような奥の和室で、梁の真下や床柱のある部屋の中心部に真っ直ぐに布団を敷きます。
      もし曲がったり、中心をはずして敷くと絶対に掛かりませんので注意
    5. 気持ちをリラックスして布団に入り、心の中で「さあ、ものの怪出て来い」と呼びながら天井の桟などを見つめましょう
    6. しばらく見つめていると疲れてきて眠気がやってきます。そしてトロッとしたか、しないかというときに一気にそれは襲ってきます
    7. さあ、後はあなたと「ものの怪」との戦いです。頑張ってください。健闘を祈ります
    8. 最後に掛からなかった方はごめんなさい。あなたは多分鈍いのです…!!
    [モノノケ]

  24. 夢か現実かは分からないのですが、N市で一人暮らしをしていたある晩のことです。
    真夜中に、ふと身動きが取れないことに気がつきました。重苦しく感じ、ある先輩の言葉を思い出しました。
    「金縛りにあって身動きが取れないのは誰かが上に乗っているからだ」と。
    そして、恐いと思いながらフッと見てみると、私の布団の上にのっぺらぼうでオカッパ頭の少女が、またがっているのが見えました。
    うわっと思って布団をかぶり「お母さん!」と、心の中で叫びました。すると金縛りが解けていきました。
    その数日後また金縛りがあり、今度は心の中で好きな人の名前を叫びました。
    が、金縛りは解けず、苦しみ、次第に解けてゆきました。
    やっぱり金縛りのときは、お母さんと叫ばないと解けないのでしょうか?
    [くわはん]

  25. 私の母は和室で寝ているんですが、そこに姉が高校時代に書いた掛け軸がかかっているんです。
    そして、その掛け軸に足を向けて寝るたびに変なことが起こるんです。
    母によれば「なんだか重いなあ」と思って目を開けると、変な黒い影が乗っかっていて母の手と足をがっちりつかんでいたということです!
    その時、母は金縛りにあって一言も声を発せられず、どうしようもなくてひたすら目をつぶっていたということです。
    また、うちの犬が誰もいないのにその掛け軸に向かってよく吠えまくるのです。
    姉によると教科書の経本から適当に写したということで、どういう内容なのかは分からないということです。
    「愛」という字もあるのですが「霊」という字もあるのです。
    いったいどんな事が書いてあるのか、まだ何もわかりません…こわいよお!
    [きりんちゃん]

  26. 一時期やたら金縛りにあっていました。
    金縛りも慣れてくると「あ、来た」とわかるようになり、そこでちゃんと目を覚ますと寸前で解けるのですが、また「あ、来た」となるのでいい加減疲れて最後には「さーどーぞ」とばかりに金縛りを受け入れるようになります。
    さて、ある日いつものように「あ、来た」から「さーどーぞ」となって金縛りにあいましたが、その日は少し違っていました。
    なんと、自分の体が空中に浮かぶ感覚があるのです。さらにその時仰向けに寝ていたのですが、空中で体が回転してうつ伏せになる感覚がはっきりありました。
    ここで目を開けたら下に自分の寝顔が見える気がして目は開けられませんでした。
    これが…「幽体離脱」だったのでしょうか?
    [ゆき]

  27. これは、今から一年くらい前の話です。
    ある晩、私はソファーでウトウトしていました。ふと気付くと、もう深夜の2時をまわっていました。
    「ああ、布団で寝なきゃ」と思い起き上がろうとしましたが、体が動きません。
    ふと見ると、ふすまの戸が開いていて小さな女の子がこっちを見ているではありませんか!!
    その女の子は、ニコッと笑うとすっと消えてしまいました。すると、体が動くようになり私は布団へと急ぎました。
    しかし、恐いことに、そのふすまはとても小さく、女の子が立てるスペースなどないはずなのです。
    祖母いわく座敷わらしではないかということです。
    [秋田真由子]

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