あれは確か3ヶ月前です。
私の誕生日だったので良く覚えてます。
ささやかですが友達5人で誕生日会をして友達の家に泊まることにしました。
18になった私たちはワインを買い込んで炭酸水で割ったりして飲んでいました。
皆が酔いつぶれて寝てしまった頃、私は一人眠れず、寝返りをうっていました。
4回ほど転がってウトウトしたころだったでしょうか、突然ラップ音。
日常茶飯事とは言いませんが慣れていた私は「またか」と思いながら気にもとめていませんでした。
そしてついに金縛り。
いつもは2,3分でおさまるはずなのに重さがずんずん増してくるのです。
腹が立ってきて「ここまですれば気がすんだでしょうが、さっさとどきなさいよ」って心で叫んだら、ふっと体が軽くなりました。
そして浅い眠りに入った頃、私は勝手に幽体離脱をして友達のタンスの上に座って皆を見下ろしていたのでした。
そのとき友達の寝言で気がつくと戻っていました。
私の部屋ならともかく、ここにまで来てこういう体験をするのは私が無意識のうちに呼んでるんでしょうか?
それが一番怖かったりして…。
01/24[ちはや]
見下ろす感覚。金縛りとセットで珍しい体験をしましたね。
それから二日経った夜でした。11時くらいだったかなぁ…。
その虫は昨日も今日も全く羽音をさせません。
俺はコタツの中で寝転がってた。
「ばたばた!ばたばたばた!」いきなり羽ばたくんです、蛾が。
「出せ!出してくれ!!」って感じで。
何だ? そーいや蛾がいたんだと、身を起こそうとした瞬間、押さえつけられたんです。誰かに。
それと同時にみぞおちを何かで押さえられる感じ。
「いてー…動かねぇ…あぁこれが金縛りかぁ…」
耳鳴りがします、頭ははっきり冴えてるんですよね。
そして、「ズズ…ズズッ…」
俺の右足元にはっきりと誰かの足音がしたんです、畳を引きずる足音が。
時間にして何分だったか忘れましたが暫くみぞおちの痛みの不快感と戦って「もーだめだ」と思って、強烈な吐き気と同時に金縛りは解けました。
俺の初めての金縛りの話です。
それから暫くの間よくかかってましたが、とある事をきっかけに無くなりました。
10年くらい前の高校生のときの話です。
因みに姉も俺とほとんど同じような体験をしていました。虫は関係無しで。
姉と同時に金縛りにかかって、次の日のこと。
「アンタ昨日金縛りならんかった?」
「あぁ〜なったよ〜…なんか女のほくそえむ声がした、ふふふって」
「あたし子供の笑い声が聞こえたわぁ」
なんてこともありました。霊感姉弟みたい…。
01/21[岩男@]
とある事って、なにだったのでしょうか…。
雑誌『ほんとにあった怖い話』ファンページ「ほん怖本舗」。情報交換しましょ。
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