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  1. 10数年前の小学6年生の時、札幌の中高一貫校へ進学するため、私は北大学力増進会の特別講習に参加しました。
    これは、そのとき、国語の先生が授業の最後に聞かせてくれた話です。

    実際に先生が体験したと聞かされたこともあり、私自身非常に興味を持って話を聞いた覚えがあります。
    先生のうまい話しぶりがあったかもしれないが、話の内容も非常に衝撃的で、今に至るまで私が本やテレビで聞いてきた多くの怪談話を含めても、未だに一、二の怖さを争う位置づけになっている。
    あまりに面白かったので、当時の私は弟に聞かせようと思い、夏の夜に話を聞かせた。
    二段ベッドの下段で二人居たのを覚えています。

    それから私が中学、高校、大学と進み、何度か人にこの話をしたが、話の細部を徐々に忘れ、曖昧になってしまいました。
    ところが最近になって、その話について弟と話していたところ、聞かせた当時、話をテープレコーダで録音していたことがわかりました。
    しばらくしてそのテープが見つかり、聞いてみると当時の私の声が入っていました。
    すっかり忘れた話の細部が残っていました。

    残念ながら、話の前半部がダビングで潰れていたため、そこは今のところ確かめる術がない。
    今回はその話を文章にして、また確かめる時のために残しておきたいと思いました。
    階段のくだりからが、テープをもとに起こした話です。

    当時の先生は、仲間二人と一緒に支笏湖の心霊スポットへ肝試しに行った。
    夏の夜に車一台で、目的地は既に廃墟となった湖畔のホテル。
    その近くに車を停め、歩いていった。
    空は晴れていて、満月がきれいに見えたそうだ。

    元ホテルの建物は、外見こそまだホテルの面影があるものの、中に入ると荒れ放題だった。
    フロントであろう場所には様々な物が散乱していた。
    懐中電灯を手に見て回ったそうだ。

    一行は階段を上り、宴会場と思われる広間へ入った。
    それまで何も起きていないため、怖々ながらもみんな多少の余裕があった。
    「何、あれ」
    突然、仲間の一人が言った。
    その先を見てみると、何かが動いているのが見える。
    よく見ると、白い着物を着た女性だった。
    窓の外をスーっと滑るように移動していたという。
    そこは2階でありベランダもない所で、しかも夜に人がいるはずもない。

    まさか本当に見てしまうとは誰も思わず、全員それを目撃して恐ろしくなり、これでもう十分だから帰ろうということになった。
    急いで来た道を戻ると、階段を下りた先に扉があった。
    その近くへ来たとき、いきなり「バタン」と音がした。
    歩く歩調に合わせるように「バタンバタン」と音がする。
    何かと見ると、来た時は何でもなかったその扉が動いていた。
    結構勢いよく開いたり閉じたりしていたという。
    もう恐ろしくて、そこからはみんな車まで走っていったそうです。

    車に乗ると、エンジンもすぐにかかり、一行は無事に帰路につくことができた。
    「おお、怖かったなあ」
    車内で先生はそう言いながら、他の二人が黙っていたので、後部座席で隣の友人と気を紛らす楽しい話をしていたそうだ。
    先生は左側に座り、もう一人の友人は運転席で、助手席には誰も乗っていない。

    話の途中で先生は、隣でこちらを向いている友人の顔が、青ざめているのに気付いた。
    「何だ、どうしたんだ」先生がその友人に訊ねた。
    「いや〜、なんか変なんだよな〜」とこたえたので、また「何なんだよ」と聞いた。
    「いやちょっと、外見てたら、木の陰に人がずらっといる」
    「えっ」先生は驚いた。
    「もしかして、それ左側?」運転席の友人が聞いてきた。
    「そう」「やっぱり…」

    それまで逆を向いていた先生は、そのやりとりを聞いて「本当?」と言ったものの、会話が終わるまでにその場所を通り過ぎていたため、見なかった。
    もう一度折り返して見てみたが、今度は何も見なかった。
    確かに木の間に人が並んでいて、車の方を見ていたそうです。
    私も支笏湖へ行ったことがあるが、そこは両側が林になっている直線の道路で、夜中、木の間に人が並んでいたらと想像するともの凄く怖かった。

    そして、先生の家の近くまで車は辿り着き、住んでいる家とアパートが近いため、先生と隣の友達が車から降りて、友人はそのまま運転して帰っていった。
    先生が自分の部屋に戻ってくると、すぐに電話が鳴った。
    出ると、車の友人から。
    「どうした?」
    「なんかおっかないんだ」
    「なんで」
    「何か後ろにいるみたいなんだ。わからないんだけど、怖くてバックミラー見れないんだ」
    それを聞いて先生は車がある所へ出かけて行った。
    友人は、あまり遠くない所の公衆電話にいた。

    聞くと、誰もいないはずの後部座席でガタガタ音がしたという。
    二人で調べてみたが、そこは何も変わりなかった。
    結局怖いので、その日友人は車に乗らず、朝まで待ってから帰ることにしたそうだ。

    これで話は終わりで、この後、先生は何人か誘ってまた支笏湖へ行ってみると言っていました。
    私がこの先生に会ったのはそれきりで、以後の話はもちろん知りません。
    大学に入ってから、ネットで話にあった廃墟が心霊スポットとして載っているのを見ました。
    しかし、現在はもう取り壊されてきれいさっぱり跡形も無くなっているという情報を知りました。
    それでも支笏湖の道は未だにありますし、昼間通ってみても異様な雰囲気があります。

    交通事故も多いそうで、数年前に苔の洞門という所へ家族で行った時も、途中、起きたばかりの事故現場に遭いました。
    ダンプと乗用車が衝突したらしく、乗用車の窓から真っ白な顔になった男性が半身飛び出していて、一瞬見ただけですが恐ろしかったです。
    支笏湖は以前「死骨湖」と書いたそうで、昔から何か不吉な所だったのかもしれません。
    04/09[(c)たま@]
    左側。心霊にまつわることのキーワードのようです。
    シコツはアイヌ語で大きな谷・穴という意味です。岩手県釜石市と大船渡市三陸町の境に死骨崎がありますが、こちらの由来はなんでしょうか…。

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