学校の七不思議
第3章


  1. 私達の学校には体育館が2つあります。
    そのうちの第2体育館で昔、バスケのクラブの練習中に心臓発作で亡くなってしまった女の子がいたそうです。
    ある日の夕方、いつものように宿直の先生が見回りをしていると、第2体育館でボールをつく音がしていました。
    誰かいるのかとのぞくと、ショートカットの女の子がバスケットをしていました。
    先生が「早く帰りなさい」と言うと、その女の子は「ここから動けないの」と答え消えたそうです。

    それを聞いた私達5人は、夜に忍び込んで肝試しをすることになりました。
    2人と3人とに分かれて体育館内にあるボールをとってくることになりました。
    まず、はじめに2人が出発しました。
    2人が出発して30分がたつころ、残っている私達3人の内の1人が、2人が遅いことに不安を感じ例の体育館に行くことになりました。
    体育館はひっそりと静かで、2人がいる気配はありませんでした。
    いないことを確認した私達は体育館を出ようとしたとき、後ろでボールをつく音がしました。
    私達がそのボールをつく音の方を見ると、そこには青白い顔をしたショートカットの女の子がいました。
    「キャー」と叫び、あわてて一目散に逃げました。
    しかし、残してきた2人が気にかかり戻ることになりました。
    そこにはさっきまでいなかった2人が胸を押さえて倒れていました。
    それ以来怖くて近づけません。
    [女子高生A&C@urban]

  2. 僕が中学1年生、10年以上前の話です。
    月曜日、朝一のホームルームで担任の先生が、おかしな事を言うのです。 「日曜日の夕方、この教室に居た者はいませんか?」。
    日曜は休みですから、もちろん誰も来ていません。
    すると、担任の先生はこんな話をしたのです。
    それは担任の先生が用務員のおじさんから聞いたそうなのですが…。

    …前日、つまり、日曜日の夕方の時間は5時頃で、夕日も落ちてきた薄暗い時でした。
    用務員のおじさんが校内の見回りをしていて、僕達の教室を覗いたそうです。
    すると、教室の中に薄暗いのに電灯もつけないで、制服を着た一人の男の子が、一番前の席でまっすぐ前を見つめて座っていました。
    用務員のおじさんが、何をしているのかと声をかけると、その男の子はボソッと一言「英語の勉強…」と言ったそうです。
    でも机の上には教科書どころか何もありません。
    気味が悪いので、用務員のおじさんは早く帰るようにと言い残してその場を離れました。
    また後で教室を覗いてみると、誰もいなかったそうです。
    その男の子が座っていたのは、O君の席だったのですが、月曜日に確認したところ、やはりO君ではありませんでした。
    では一体、日曜日の夕方に、電気もつけないで英語の勉強?をしていた男の子は誰だったのでしょうか。
    当時、学年内でかなり話題になったのを覚えています。
    [ぼんちゃん@swan]

  3. 私が小学5年生の時の話。
    A君が体育館に幽霊が出たと聞いていってみると、柱の所にまるで幽霊でもいたかのような形跡がはっきりと写っていました。
    今考えると、恐い話です。
    [ふじたかけいじ@koganet]

  4. 4年1組の前を通ろうとしたら赤い服を着たおかっぱの女の子が後ろの席に座っていて、もう一度みたら消えていました。
    [ドラえもん@asahi-net]

  5. これは私が小学2年生の時の話です。
    当時、私は新聞係をやっていました。その日の放課後、もう一人の係の子(Aさん)と遅くまで残って学級新聞を書いていました。
    先生が来て、1,2年生用の校舎はもう閉めると言うので私達は帰る事にしましたが、Aさんがトイレに行くというので私も行きました。

    4つある個室のなかで2番目の個室が壊れていたため、私たちは壊れた個室の両隣に入りました。
    しばらくすると後ろから(つまり壊れた個室から)、「コンコン」と2回ノックする音がしました。
    私はAさんの悪ふざけだと思い無視していると、また「コンコン」と2回ノックしてきます。
    悪ふざけにしてもひどいと思い、トイレを出たときAさんに文句を言おうとすると、反対にAさんが私に怒って言ってくるのです。
    「何で私のことからかうの!?」。
    詳しく話を聞くと彼女も私と同じく、壊れた個室からノックされたと言うのです。私達は怖くなって一目散にかえりました。
    次の日先生に聞くと、私達の他には1,2年生校舎に誰も残っていなかったと言うのです。
    そのうえ、その壊れた個室には鍵がかけてあり、生徒が中へ入れないようにしてあると言うのです。
    それは誰かのいたずらだったのでしょうか、それとも…。
    [こわがり@infoweb]

  6. ここは千葉にある某大学です。
    つい先日、いつものように大学から帰ろうとすると、もうすっかり夜もふけていて(と言うよりも、飲んでいて3時位でしたが…)学校には僕たち4人しかいませんでした。
    そんな中、不意にN君がこんな話をし始めました。
    「この大学の8号館が昔何に使われていたか知ってるか? そりゃあ8号館自体は2年前位に建て直したものだけど、問題は昔何が建ってたか?ってことだよ!
    この前、教授に聞いたんだけど実は…なんてねっ!」とか言って、いつものようにふざけていました。
    そんなことを話しているうちに、肝だめしをすることになりました。

    8号館の噂は僕も聞いたことがあり、なりゆきでジャンケンに負けた奴が8号館の屋上から手を振るということになりました。
    この最も負けたくないジャンケンは、僕の出したグーによって一発で決着がつきました。他の3人の手は開いていたからです。
    仕方なく僕は8号館へ向かい4階まで何事もなく昇りました。
    「屋上へのドアを開けようとすると鍵がかかっていて屋上へは行かなかったのに、下にいる友達から『手を振っていたよ』と言われた」なんていうのは恐い話にありそうですが、鍵は全くかかっていませんでした。
    屋上から3人に向かってツバを吐いてやりました。それに対して友達のリアクションがあまりにも寂しかったので少し腹立たしく思いながらも下に降りました。
    そこで友達から出た「ツバを吐いたおまえの後ろで、もう一人のおまえが手を振っていたから何がなんだかわかんなくて…」という言葉に僕は笑ってしまいました。
    ただ、しばらく考えてもそんなことは出来るわけないし、3人は冗談を言っているという顔ではなくて、早く帰ろうとうるさいので帰ることにしました。
    今思っても訳がわかりませんが、8号館から昔、飛び降り自殺があったことと関係があったかもしれませんね。
    P.S.もう二度と夜中に8号館には行かないんで恨まないでくださいね。
    [ああぞう@ojipo-u]

  7. もうだいぶ昔になりますが、私の通っていた小学校の体育館には結構幽霊の話がありました。
    私が小2のとき、大勢で体育館で遊んでいると突然、体育館女子トイレの電気がチカチカとついたり消えたりし始めたのです。
    そこは、幽霊が出るともっぱらの噂で、誰も入ろうとはしないトイレで、その時も誰もトイレにはいないはずでした。
    勇気のある子が中をちょっと覗くと、トイレの電気のスイッチはずっとoffのままだというのです。それでも電気はチカチカ点滅している…。
    あまり生徒が騒ぐので先生まで来ましたが、中を覗いて出てきたときには先生も青ざめていました。
    一体あれは何だったのでしょう。
    [リカナ@waseda]

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