灌水と葉面液肥の散布と摘果(てっか)


灌水(かんすい)

 ここ数年、夏がたいへん暑く雨が少ない型になってきました。
 8月の小雨はミカンの玉伸びに影響します。そこで、葉がしおれてきた頃に「灌水」 をします。
 日中は蒸発が激しいので、朝とか夕方に灌水しますが、ミカンの木1本当たり50リットル を目安にします。
 たくさん灌水すると過保護になり、少しの乾燥でも木がまいってしまうからです。  単純作業なので、夏休みの子供たちがかりだされ、お小遣い稼ぎをします。

葉面液肥の散布

 8月も暑い夏を乗り切るため、たっぷりと栄養を付けます。葉面液肥は窒素分が少なく、 リン酸・加里が多い液肥になります。

リン酸・加里はミカンの糖分を増やす働きがあり、秋にはとても美味しいミカンになります。

 この頃の夏はとても暑く、朝早くから散布を始め、お昼休みをしっかりとって、夕方暗く なるまで作業をします。
 葉面液肥は夏用・冬用と有り、全部で10回くらいは散布します。


摘果(てっか)

 良い管理をして良い状態のミカンでも、台風や昆虫が傷を付けたり、果実数が多すぎる 樹があります。

この様なミカンの実を落とす作業を「摘果」といいます。

 全てのミカンの木を見て回るので、個々の樹の状態がよく解りますが、 暑い時で大変根気のいる作業です。

 ミカンの収穫まで、だいたい3回くらい摘果で回り、8月は2度目の摘果作業です。

どんなに良く見ても、目残しがあったり、大風で傷が付いたりしているからです。


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