リスクに関する個人的見解(1)


mon−amiが保険に入るなら、どんな代理店/保険会社を選ぶか

保険金が支払われない場合(免責事項)を加入時にきちんと説明する代理店/保険会社

以下ほんの一例です。保険商品には必ず「保険金が支払われない場合(免責事項)」があり、これをお客様に 前もってご納得いただくため代理店も保険会社も相当なエネルギーを使っています。

傷害保険や積立女性保険なら・・・「これは急激かつ偶然かつ外来の事故によるおケガに保険金を支払う保険です。だから病気には支払われません。また”他覚症状のないムチウチや腰痛”も対象外です。」

個人賠償責任保険なら・・・「人から借りたり預かったりした動産や不動産を損壊しちゃった場合、この保険では対象外です。たまたま友人の持ち物を(借りていたわけではなかったけど)過って壊してしまったのならOKです。」

自動車保険(車両保険/車対車+A特約を付帯)なら・・・「オールリスク型の保険と違って、限られた場合にしか保険金が支払われません。例えば相手が車であることがはっきりしている場合でも、逃げられちゃったら(あて逃げ)保険金は支払われません。よろしいですね。」

更改手続きのしっかりした代理店/保険会社

早めに契約更改の案内をしてくること、またその際に契約の条件(自動車保険なら最低でも車名、登録aA運転者年齢条件、運転者家族限定)を確認してくること、が大事です。

「この契約は運転者の年齢が26才未満の時には一切保険が効かない条件になっています。短大に進まれたお嬢さんが免許を取得されるのではありませんか?お嬢さんが運転することになったら、ハンドルを握られる前に契約の年齢条件を変えておかなくてはなりませんよ。」

お金の取り扱いがしっかりした代理店/保険会社(当たり前ですが)

積立保険なら(一般的に)満期日の翌営業日に満期返戻金が口座入金されます。これが遅れる様だと「?」ですね。

事故の際の連絡先をきちんと教えてくれる代理店

「警察に通報した後、まず私に連絡してください。夜間等で連絡が取れない時には保険会社の24時間フリーダイヤル0120−○○○○○○番がとりあえず受け付けのみ行います。この時でも出来るだけ早く私に教えてくださいね。」

連絡の取れる代理店

「不在ばかり」や「折り返しの連絡がない」ところは、何か問題があるのではと考えてしまいます。契約の扱い件数の割に募集従事者が少ないとか・・・。

一定の扱い件数になったら顧客サービスの観点から使用人を雇わなくてはなりませんし、個人で営業しているなら家族を使用人に加え、協力を仰ぐ必要があります。それが出来ていないのかも知れません。

歴史の長い代理店

多くのお客様に支持され、長いこと安定的に成長している代理店は保険会社との関係(パートナーシップ)も良好で、いざという時に安心だと思います。

財務体質のしっかりした保険会社

金融自由化の中で、今後益々重要になっていく事項だと思います。(保険会社は)規模が大きければ安心というものではありません。新聞や雑誌に時々ランキングが載りますが、「ムーディース社の債券格付けでトリプルA、ダブルA」程度なら安心度大と考えて良いでしょう。保険業法改正以来、公開を義務づけられている「ソルベンシーマージン比率」は保険会社の支払い余力を示すものですが、200%以下がレッドカードで1,000%超ならまず安心とされています。新設の会社等では数字のブレが大きいので歴史が長く保有契約の多い会社を判断する材料に使います。


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