脱Windows入門 2

 パピーリナックス
  Puppy_precise_5.7.1.jp

  Precise-571JP 日本語版

  2014年1月18日リリース

追記年月日 2014.04.07

2014.03.13

Wineに酔う!!

 WineとはWindowsのプログラムを動かすためのものです。(詳細は別のHPにて調べてください。) 仕事の都合上、JW-CADは外すことがで きません。でも、JW-CADはWindowsのプログラムです。そこで、Puppy上でJW-CADを動かそうと思います。JW-CADが動くことは試 験済みです。今回は、その再検証です。

Wineを手に入れる。

 Wineを手に入れるには、[メニュー]−[セットアップ]−[Puppyパッケージマネージャ]と進みます。

wine01

 すると、次のような画面が開きます。検索の欄に「wine」と入力して、[Enter]キーをおします。

wine15

 すると、次のような画面が開きます。「すべてのレポジトリ内を検索」の方の[検索]をクリックします。

wine02


 すると、[Wine1.4]が表示されます。これを選んで、[実行]ボタンをクリックします。

wine10

 次に、下のようなダイアログが開きます。[依存パッケージを調べる]ボタンをクリックします。

wine3

 依存関係にあるパッケージが表示されます。[ダウンロードしてインストール]ボタンをクリックします。


wine04

 依存関係にあるパッケージをどこのサーバーからダウンロードするか聞いてきます。私は、そのまま[OK]ボタンを押しました。


wine05

 なぜか、一部はダウンロードされ、未ダウンロードのものが表示されました。何も考えず[パッケージをダウンロード]ボタンです。

wine06

 ダウンロード中の画面です。ダウンロードしていることが分かります。

wine07


wine08

 パッケージに欠損がないかを表示する画面が開きました。確認して、[OK]ボタンです。インストールが始まります。

wine09

 無事、インストールが終了したところで、WindowsプログラムをクリックしてもWineは起動しません。関連付け等が必要です。下図は、JTrimというWindowsのフリーソフトをクリックしたときの画面です。

wine12


 で、Windowsのプログラムを右クリックして[対応アプリを設定]を選ぶと、次の画面になります。[関連付けるアプリケーションをここにドロップ] とあって、いろいろ試しましたが、ダメでした。画面では、[・・・[省略]executabule]は、あちこちぐちゃぐちゃしたときの名残りです。

 で、そうするかと言うと、[シェルコマンドを入力してください。]の欄に[wine ”$@”]とキー入力します。

wine13

 とりあえず、ここまでで、Windowsのプログラムはクリックするだけで動くようになるはずです。[Configure Wine]はとりあえず素の ままです。もし、Windowsのプログラムが動かないときは、画面左下のメニューの3つ右にペンギンのアイコンがあるのがわかりますか? これをクリッ クして、端末を起動します。そして、端末で[winefile]とキー入力してください。エクスプローラ見たいなものが起動します。

wine11

 winefileとキー入力すると、次のような画面が開きます。ここから、Windowsのプログラムを指定すれば起動するはずです。ドライブはマウン トされていないとドライブはもちろん、中も見えません。画面左したのメニューのすぐ上のドライブアイコンをクリックして、一度開くと、×マークがつき、マ ウントされます。

wine16

追記 2014.04.06

 Wineに関するディレクトリを見つけました。 /root/.wine です。隠しファイルになっているので、画面上部の目玉(?)のアイコンをク リックすると、タイトルバーに(全て)と表示され、隠しファイルが表示されます。 .wine をクリックして開いたものが、下のウィンドウです。

wine17

 このディレクトリの drive_c のなかにディレクトリを作り、Windowsプログラムを私はいれています。

wine18

 93_実行ソフトというディレクトリを作っていれています。