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小技編


■寸法のキー入力
 寸法などをキー入力するときに、「1325の半分だから、・・・」と、電卓をたたいていませんか? 1325/2とキーインしてみましょう。

■πの出し方
 πは、キーボードから[p]キーを押すことで使えますが、キーコマンドで[p]キーにコマンドを割り当てていると、使えません。ちなみに、デフォルトでは、[p]キーには、[29:パラメトリック変形]が割り当てられているので、デフォルトでは使えません。そこで、[設定]-[基本設定]-[Key]と進み、[p]の欄の数字を[0:ゼロ]に変更してください。これで、寸法などを数値入力するときに、[p]キーを押すと、πの数値、3.14・・・・・が入力されます。

■DXFファイルの読み込み
 DXFファイルがJW-CADでうまく読み込めないときは、HO−CADで読み込んで見ましょう。うめく読み込めたら、JWC形式で保存して、JW-CADで再度読み込めばOK。それでもだめな場合は、私の場合は、あきらめます。

■フォントについて
 DOS時代にはTRUEタイプ形式のフォントはありませんでした。したがって、JWC形式で保存すると、DOS時代のフォントに書き換わってしまいます。再度、JW−CAD for Windowsで読み込んでも、元には戻りません。

■アンドゥ、リドゥ

 誤操作をして、元に戻したいときがあります。このとき、アンドゥ機能を使います。アンドゥは、以下の方法があります。

     1)[ESCキー]を押す
     2)ツールバーが表示してあれば[戻る]ボタンを押す。
    3)[編集]−[戻る]と押す

 さて、これらのアンドゥですが、初期設定では、100回まで戻すことができるようになっています。もっと戻すことができるようにしたい、逆にそんなに多くは必要としない方は、[設定]−[基本設定]−[一般]で回数を指定してください。

 アンドゥ機能で戻しすぎたときは、リドゥ機能を使います。

    1)[SHIFTキー]を押しながら[ESCキー]を押す。
    2)[編集]−[進む]と押す

■グリッドを使う

 グリッドを使うには、メニューバーより、[設定]−[軸角・目盛・オフセット]を選んでください。すると、次のようなダイアログが表示されます。



 [目盛]の[目盛間隔(図寸法)]で、グリッドの点を打つ間隔を、図面上での長さで指定します。
もし、縮尺が1/100のとき、図面上での寸法を4.5mmを指定すれば、その100倍の450mm間隔で点が打たれます。

 実寸法が、[450,450]でグリッドを表示したいときは、[450,450]と入力後に、直ぐ下の[実寸法→図寸法]を選べば、図寸法に変換してくれます。

 以上を設定して、[OK]を選べば、グリッドが表示されます。
注:グリッド間が、[表示最小間隔]で指定したドット数以上にならないと、グリッドは表示されません。

 以下の操作をした場合は、選ぶと同時にウインドウが閉じたりしますので、次の設定をする場合は、気をつけてください。

 [OFF]はグリッドを表示したくないとき、[読取(無)]はグリッドの表示はするが点の座標は読み取らないときにチェックを入れます。[1/1]から[1/5]は、グリッド間の分割点を読み取るかどうかの指定です。[1/1]では、グリッド間の分割点はありませんが、[1/2]ではグリッド間の1/2の点も読み取ることができるようになります。


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