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JW-WINコマンドリファレンス 11


■線を引く (11複線コマンド)

 基準となる線から、指定された寸法の距離だけはなれた平行な複線を引くには、複線コマンドを使います。
基準となる線を左クリックで指定します。コントロールバーに複線間隔をコンボボックスのリストから選ぶか、キーボードより直接数値を入力します。
複線1
そして、複線を引く方向を基準の線の下に引きたいときは、画面のように基準の線の下にマウスを移動しクリックします。複線を引く方向を基準の線の上に引きたいときは、画面のように基準の線の上にマウスを移動しクリックします。
複線2

面白い使い方として、[複線間隔]のリストボックスから、[無指定]を選ぶと、複写する線の間隔をマウスで指定することができます。
注:「無指定」が表示されないときは、カーソル移動キーでリストをスクロールさせてください。また、間隔を入力しない状態でもマウスで位置を指定することができます。

また、一度、複線を引いたとき、コントロールバーの[連続]を押すと、前回複線した線を同間隔で、同方向に繰り返すことができます。
複線3

複線コマンドは、手書きから製図に取り組んだ私にとり便利なのですが、基準線と同じ長さの線になってしまいます。そこで、基準線を指定し、複線間隔を指定したあと、コントロールバーの[端点指定(→)]のボタンを押します。
そして、下図のように複線として書きたい始点(下図の1の位置)と終点(下図の2の位置)をクリックし、最後に作図する方向を入力します。すると、基準線すべてが複線とならず、指定した始点、終点間の線となります。





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