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JW-WINコマンドリファレンス 42


■属性取得コマンド

 線種、線色、レイヤを切り替えて図面を書くのは、CADの基本です。切り替え方をマスターすると、線を書くたびに、いちいち切り替えるのは、面倒になります。そこで、この[属性取得]があります。これは、すでに画面上に表示してある線に切り替えたいとき、現在の線種、線色、レイヤから、その線の線種、線色、レイヤに切り替えてくれるコマンドです。使い方は、以下の通りです。

1)目的の線種、線色、レイヤの条件にあった線が画面上にあることを確認します。

2)メニューから[設定]−[属性取得]と進むか、[設定]ツールバーが表示されていれば、[設定]ツールバーの[属取]を選びます。

3)目的の線種、線色、レイヤの条件にあった線をクリックします。

4)目的の線種、線色、レイヤに切り替わります。

5)そして、コマンドは、[属性変更]コマンドに強制的に変更されます。

■属性変更コマンド

 間違って、違う線種・線色、または文字種、レイヤで書き込んでしまった場合、消して書き直すのもいいですが、もっとCADらしい方法もあります。それが、この、[属性変更]コマンドです。正しい線種・線色、または文字種、レイヤに設定にしてから、メニューから、[編集]−[属性変更]と選ぶか、[編集(2)]ツールバーから[属性変更]を選びます。そして、その線種・線色、または文字種、レイヤにしたい線や文字を指定することで変更することができます。
 変更するデータを指示するとき、線・円・実点は左クリック、文字は右クリックで指定します。

 このときのコントロールバーは、以下の状態になります。



ここで、線種・文字種のみを変え書込みレイヤは変えない、線種・文字種は変えるが書込みレイヤは変えない等の組み合わせができます。

 文字の場合は、[文字種]で大きさ、[基点]で文字の基点を、[縦書き]で横書きを縦書きへ、または、縦書きを横書きへ変更することができます。横書きの文字を縦書きにチェックを入れて、属性を変更すると以下のようになります。






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