日本オカルト歳時記
TVドラマ編


1.禁じられたマリコ・最終回

ヒロインが超能力を駆使して、己の運命に立ち向かうといった内容のTVドラマです。
アイドルがヒロインを演じている点で、『超能力』に対するエポックメイキングなドラマであったと思います。
昭和の時代の『超能力ドラマ』というと「ねらわれた学園,未来からの挑戦(地獄の才能/眉村卓:NHK)」などが思い浮かびます。
脚本:
今井詔二
制作:
TBS,東宝<昭和61/1放映>
主な登場人物:
杉浦麻里子:17歳(岡田有希子),元太郎:義父(竜雷太),加奈江:義母(岩井友見)
前田耕一郎:実父(中尾彬),弘子:実母(赤座美代子),美也子(生田智子),めぐみ(今野りえ)
黒木刑事(峰岸徹),光井邦彦先生(広岡瞬),高木竜一(三上博史),高木正彦(潮哲也),ノボル(直江喜一)
主な舞台:
山形県鶴岡
あらすじ:
海外へ逃亡を企てる実の父・前田。そんな「前田を倒す」ためゴルフ場へ向かう麻里子と黒木。 めぐみの予知により待ち伏せる前田。
念力合戦の最中、黒木は麻里子をかばって被弾する。そして逃げ帰る途中、麻里子を妹「エリコ」と呼びながら…。

「おまえの背負った運命の半分でもいい、おれにも背負わせてくれ」と言う光井の言葉もむなしく、麻里子は前田との戦いを再び決意する。
部下を火球でなぎ払い、前田を雪山へと追いつめる。死ぬ覚悟を決めた前田を前に、麻里子の心に迷いが。そのとき猛吹雪が二人を襲う。

吹雪の山小屋で、人生を回顧する前田。生まれつき超能力を持ち、アメリカの超能力研究所で訓練を積みベトナム戦争へ。そこで弘子に再会、今でも愛していると語る。
麻里子は最後の力を振り絞り、前田をクラブハウスまでテレポートさせる。そして、雪中で行方不明に。

岡田さんのご冥福をお祈りいたします。
参考:所蔵VTRテープ(3/16)


[戻る]

Copyright (c)1998 kibitaro
Since 03/16/1998, Last Updated 03/16/1998