噂話
第1部


  1. 昔、まだ私が小学校低学年の頃、『かしま』さんがやってくるという噂が広まりました。
    今、考えると一種の怪談だったのでしょうが、話の出所も分からず、12歳年上の兄も昔聞いたことがあると言い出したため、何か周期的にやってくるものだと思っていました。 13日の金曜日のジェイソンのようなイメージです。
    噂の内容は、かしまさんという人が7月の第3金曜日に雨が降っていたら来るというもので、道を歩いていると向こうから赤い傘をさしてやってくるのだそうです。
    自分も赤い傘をさしていたら声をかけられて(なんと言われるのかは忘れてしまいましたが)、答えられないと殺されてしまうというものでした。
    声をかけられたら、すぐに「かしまさんの『か』は仮面のか、かしまさんの『し』は死人のし、かしまさんの『ま』は悪魔のま」と早口で言わなくてはならないのです。
    みんなでその練習をしたものです。
    これが地域的な噂だったのか、それとも全国的に有名な話なのか知りたいです。
    知っている人がいたら教えてください。 ちなみに私は北海道に住んでいます。
    [ユーリ@gnjtrdh]
    なぞなぞ形式の噂話です。大昔のスフィンクスみたいな。

  2. 東京の後楽園遊園地のお化け屋敷には幽霊が出るという噂を聞きました。
    高校のときの修学旅行で友達4人といったのですが、そのときにはすでにその噂を知っていたので友達の一人はお化け屋敷に入りませんでした。
    仕方なく、私を含む3人で入ったのですが、そのうちの一人がとても霊感の強い子で、しょっちゅう不思議な体験をする子で、もう一人の子も感覚の鋭い子でした。
    私だけが鈍感だったわけで、一番前を大声を出しながら歩いていきました。
    そのまま何事もなく出たのですが、感覚の鋭い子が「さっき、耳元で何か聞こえたよね」と言いだし、霊感の強い子は真っ青な顔で「ずっとついてきてたんだよ」と言い出す始末。
    「何が…」と聞きたかったのですが、怖くて聞けませんでした。
    あれから4年以上たちますが、いまでも後楽園遊園地にはその手の噂があるのでしょうか…。
    [ユーリ@gnjtrdh]
    お化け屋敷(娯楽施設の)って、全国に幾つくらいあるのでしょうか。

  3. はじめまして。
    西千葉駅前の首斬り山のこと
    …をお話しします。すごい御当地ネタですね。

    JR西千葉駅の駅前に、空き地になっている一画があります。
    その一番駅寄りの隅には「西千葉稲荷大明神」のほこらがあります。
    私はそのすぐ向いにある幼稚園出身なのですが、確か幼稚園のころ、そこが昔処刑場だったという話を聞きました。
    友達とそこを探検したとき、何か骨のようなものを見た記憶もありますが、勇気がなくて確かめませんでした。(これはちょっと自分でも思い込みの類かなーと思いますが)

    それから数年後、その空き地の一画にビルが建つことになりました。
    当時中学生になっていた私は、件の「首斬り山」説を友人に披露し「大丈夫かなー」とか勝手なことを言っていたのです。
    ところが、よりによってそのビル、病院になることになり、私達はますます好奇心いっぱいで成り行きを見守っていたのです。
    でも、それからいつまでたっても開業する様子がありません。
    はっきりとは覚えていませんが、それから1,2年経ったような気もします。
    そこは何故か看板が掛け換えられ、普通のオフィスビルとして開業しました。
    そして当然というかなんというか、工事担当者が亡くなったとか、ビルの持ち主にも不幸があったとかいう噂がどこからともなく流れてきました。
    それで病院になる計画は中止になったというのでした。

    そのビルには、設計段階で埋め込まれてしまった病院のマークが今でも残っています。
    そして駅前の一等地であるにもかかわらず、その空き地の残った部分は、今も空いたままになっています。
    あの噂は本当だったのか、今でも気になります。
    本当に首斬り山だったのかしら。
    建設にまつわる噂話は沢山ありますね。骨が出てきたとか…。
    <西千葉の話に追記です>
    そういえば、あそこにある西千葉稲荷大明神、昔と位置が変わっているんです。
    昔は「首斬り山」の中にあったのに、ビルの工事が始まった頃に、はしっこに移されたんです。
    元あったところとビルの建ったところとは関係無かったので、今考えると、あそこの空き地の他の部分も開発する予定だったのでは…と思うのです。
    やっぱり、頓挫しちゃったのでしょうか。
    [みゆみゆ@meshnet]
    商売や病院に『斬』は縁起が悪いですからね。祠や墓を移動すると怪異がおきるというが。

  4. スピードのでる道というものには、憑き物がいるようです。
    友人の話ですが、いい道をとばしているとき、同じように凄いスピードで前をゆく車の上に、妙なモノが乗っているのを目撃しました。
    人のような形をしたもので、追い抜いていく車があるとそちらに飛び乗るようでした。
    「なに、あれ」。 彼女は怖くなって、スピードを緩めました。
    そのとき、その「人のようなもの」が彼女の方へ振り返って、にっと笑い(笑ったのがわかるのも不思議だが、そうゆうことってなぜかわかる)、丁度追い抜いた車に飛び移ったそうです。
    その先はトンネルで、彼女がそこを出たとき、さっきの車が衝突事故を起こしているのを発見しました。
    追いかけられたり、乗られたりして事故寸前、という話はよく聞きますが、これは客観的なものですね。
    でも、私はこの話を聞いて「にっ」と笑ったそれの顔が、なぜか明確に浮かんできて怖い思いをしました。
    [魔魅心太@fujita-hu]
    事故現場を見るのもイヤですが、物の怪のようなモノを見るのもイヤですね。
    浮かんだ顔は、西洋の小悪魔風だったでしょうか?

  5. N県の、ある大学近くのお話です。
    よくある話ですが、その道はとてもスピードを出しやすい、いい道でした。
    そこに「羽広ばばあ」なるものが出没するというのです。
    時速100キロくらいでその道を走ると、羽広ばばあが追いかけてくる。
    それも、上半身だけで、腕を折り曲げて、はいずりながら凄いスピードで追いかけてくるというのです。

    これは実際に、昔、息子をひき逃げされたおばあさんが、その道に夜な夜な立って犯人の車を探していたという話からきているのだと思います。
    余談:類似ものに「杖突じじい」というのもあります。
    [魔魅心太@fujita-hu]
    以前にも類似した話が投稿されていましたが、やはり事故に対する警鐘でしょうか。

  6. 知っている人は、知っている話なのですが…。
    千葉県の船橋市という所には、夜、塾帰りの小中学生を(何の目的でかは、わかりませんが)襲う「でかチャリ」と呼ばれる人?がいて、子供達の行く先を次々と先回りして脅かすとゆー噂があります。
    その人は、恐ろしくデカいチャリンコに乗っていることから、その名がついたそうです。
    友達と一緒の時に出会っても十分こわいのですが、一番怖いのは友達と別れたあとです。
    その後つけられた人は、死に物狂いで撒くか、でかチャリがあきらめるまで走り続けるしかないそうです。
    [AKKO@bekkoame]
    人のいる所まで逃げれば安全なのでしょうか?
    ストーカー伝説になるかもしれない。(チャリンコ=自転車)

  7. これは、東京都武蔵村山市の三つ木という所にある交差点での話です。
    そこの交差点の脇には、電話ボックスがあり、ある学校帰りの女の子が一人暮しの彼に電話をかけたのですが、彼はなかなかでませんでした。
    やっとでたと思ったら、それは留守電だった。
    そして、その瞬間、電話ボックスに大型トラックが突っ込んできたのです。
    「ギャー」という悲鳴とともに、彼女は…。
    その日、彼が帰って留守電を聞くと「ギャー、ギャー」と繰り返し繰り返し響くのでした。
    その後、留守電のメッセージを消そうとしても、消えることが無いそうです。

    この話自体は、本当なのか嘘なのかわかりませんが、そこの交差点では事故が多く、幽霊も多くの人が目撃しています。
    そのため、お地蔵さんまで建てたのですが、あまり効果がないようで、現在も霊は、さまよっています。
    この交差点の目印は、古びた「うどん」です。
    [ぐっぴー@so-net]
    事故が事実とすれば悲しい話ですね。ご冥福をお祈りします。無事故祈願。

  8. 噂であるが、愛知県犬山市にある入鹿池に『ターボじじい』『ジャンピングばばあ』と言う幽霊がでるという。
    『ターボじじい』は凄いスピードで車を追い抜いて走っていき、『ジャンピングばばあ』は車の前に現れ空中高く舞い上がるのです。
    恐ろしや。
    [安達@mirai]
    明治村に面したところですね。真相は謎。

  9. [ビタミンW@threewebnet]

  10. 金沢の猫男。
    幸町近辺に身長2メートルほどのメガネをかけた奴。
    [かんのひでお@infoweb]

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