噂話
第9部


  1. 「赤とんぼ」で思い出したけど。
    「かごめかごめ」とか「とおりゃんせ」とか子供の頃に歌った歌は、内容を大人になってから聞くと結構怖い内容なんですよね。
    ただ、私が人から聞いた話であって本当かどうかわかりません。
    だから全く違ってたらごめんなさい。内容はこうでした

    「かごめ かごめ」
    かごめ かごめ カゴの中のトリはいついつ出やる
    (お腹の中の赤ちゃんはいつ産まれるんだろう)

    夜明けの晩に鶴と亀がすべった 後ろの正面だ〜れ
    (夜明けを迎えようとする頃、流産してしまい 水子の霊が…)

    ということでした。
    「とうりゃんせ」も内容的には怖いよと聞きました。
    でも、何で子供の遊びの歌なのに…。
    [みきぴょん]
    変わった切り口の説があります。メディア・ウォッチを御覧下さい。

  2. 愛知県一宮あたりのR22沿いの交差点にサークルKがあり、その裏に自販機が立ち並んでいます。
    その隙間に厚さ1mmの女の幽霊がいると聞きました。
    [めそ@mtr]

  3. はじめまして。一つ気になる話があったので、真相を書かせていただきます。
    それは「赤とんぼ」です。

    終戦の歌だとかいう噂ですが、それは誤りです。
    以前、テレビ番組の三木露風(作詞者)の特集で、詳しく解説されていました。
    露風には一つ不可解な記憶があり、それは幼児の頃にいた少女の記憶です。

    その少女の背中によく負ぶわれたりしたそうですが、ある時いなくなりました。
    成長するに従い「あの姐やは誰だったんだろう」「あの姐やの記憶は幻だったのだろうか」と思っていたそうです。
    そして、ある時、自分に年の離れた姉がいたことを知ったのです。
    その姉はまだ幼くして(15歳かどうかは不明)遠くへ嫁に行き、そのまま若くして結核で亡くなったそうです。

    当時のことですから、里心を出してはいけないという理由で、里帰りはおろか手紙もやりとりできなかったとか。
    その生死すら、実家の両親に連絡していたかどうか不明だということで、露風も調べてやっと、姉が既に亡くなっていたことを知ったのです。
    その姉の悲しい生涯を想い、数少ない記憶を思い起こして歌詞を作ったそうです。

    こういうHPではいろんな風に姿を変えた噂話を楽しむものでありますし、こういうことを書くのは無粋と承知しています。
    が、作詞の経緯が経緯だけに三木露風とモデルの姉君の気持ちを思うと見過ごしにはできず、あえて投稿させてもらいました。
    [nakatan@]
    投稿感謝します。唄モノは、歌詞の意味や背景が、各地にどの様な内容で広まっているかを調べるものです。

    ただ、HPの主旨が「怪・不思議・伝承・超常現象」であるだけに、これとは無縁な唄については、真相が分かった方が好ましいのです。
    当HPの噂話への真相・異論・反論、お待ちしております。

  4. 第6部にある横浜のメリーさんですが、彼女は緑色ではなく全身白尽くめの服装に真っ白な顔(化粧)。
    舞台のような化粧をしたかなり年齢のいった小柄なおばあさんでした。
    「でした」というのは、ここ数年見かける事が無くなり、亡くなったのではと地元では言っています。

    彼女の過去については、戦争に行った恋人を待っているとか、昔は横浜で娼婦をしていたとか色々と言われていますが、誰も本当の事は知りません。
    でも地元横浜で知らない人はいないくらいの有名人でした。
    [つるちゃん@]
    第8部で総括されております。併せて御覧下さい。真相は「怪・不思議」とは無縁な話でした。

  5. ある方から教えていただいた話です。
    あるスタジオ(仮にI)に、女優さんがいました。
    その女優には、Hさんという付き人がいました。

    ある日の夜中、女優が楽屋に忘れ物をしたというのです。
    仕方なくHさんが楽屋まで取りに行くことになりました。
    スタジオは普段は人がいっぱいで賑やかですが、夜になるとガランとして広さだけが虚しく目立つ不気味なものでした。
    そんな中、戦々恐々としながらも楽屋を目指しました。

    楽屋につくと誰もいないはずなのに電気がついています。
    訝しげにHさんが戸を開いて見ると鏡の前に誰かが座って化粧をしています。
    Hさんは見てはいけないものを見てしまったと何故かそう思い、戸をバタンと閉めました。
    それでも頼まれていたから、忘れ物を取ろうと戸を開けました。
    すると、誰もいません。
    気味が悪かったんですが、彼女は勇気を出して忘れ物を取って引き返しました。

    そして女優の所へ戻ると、「大丈夫、何もなかった?」と女優が聞いてくるんです。
    「ええ、何もありませんでしたけど…」彼女はそう答えました。
    女優の話によると、Iスタジオはよく出ることで有名で、特にあの化粧していた幽霊は、かなり知れ渡っているそうです。
    何でもその幽霊の化粧をしている姿を見た者は売れるけど、着替えているところを見た場合は業界から消えていってしまうそうです。

    「あんた、よかったわね。化粧をしているところを見た人は必ず売れるから」。
    その女優の言葉通りHさんは今も女優として頑張っておられます。

    怖い話ではあるけど、この話は面白いなぁと思いました。見ると出世する幽霊。見てみたいもんです。
    まあ、Iスタジオの怪異はそれだけじゃないんですが、取り敢えず今日はここまで…。
    [Anubis]
    全く見ない人は平凡なのでしょうか。

  6. 先日「生き人形」の漫画の件で投稿した者です。「稲川淳二の恐い話2」をレンタル屋さんで借りて見ました。
    「生きている人形」という題名で、より詳細な内容と後日談(&現在進行形的話)が収録されていたので追加報告します。

    漫画には「アフタヌーンショー」とあったはずなんですが、ビデオでは「プラスアルファー」になってました。とにかく、大阪のABC放送です。
    漫画に出てくる人形使いの方は、欧州旅行へ行く前日に火事で亡くなられたそうです。

    稲川さんが後で知ったところによると、「この人形生きてますよ」と言った霊能者は、その日のうちに倒れて、3日後に亡くなっていたとか。
    漫画を探すよりもビデオの方が詳しくて、レンタル屋などで手に入り易いでしょう。
    恐いので、この辺で(ToT)/~~
    [ルーク猫]
    稲川さんというと、私の印象では「パチンコのCMに出ていたタレント」くらいでした。
    何故、霊の語り部なのか分からなかったのですが、一連の投稿で納得しました。

  7. 「生き人形」…絶版になってるんですか?
    何か有りそうで怖くて、実家に置きっぱなしですが…。
    初めて読んだ時、体中ざわざわして、どうしても読み続けることができませんでした。
    マンガ読むのを途中で何度も中断するなんて、初めての経験でした。

    内容は、稲川さんが「呪女十夜」という人形を使った劇の団長に迎えられて、有名な人形師の作った人形を使って公演をするんです。
    が、右手右足にまつわる事故が多発したり、初日に全員が金縛り状態で動けなくなったり、公演中舞台の人数が一人多かったり。
    怪異は、人形のことを取材したテレビ番組でも起こり続けたという話でした。

    アフタヌーンショーで生番組で放映したところ、変なラップ音が入り続け天井のライトがぶんぶん揺れ、画面に子供の幽霊が映って番組はめちゃくちゃになり、放映直後にその番組はやらせ問題でつぶれたとか。
    人形師は「これは俺の作った人形じゃない」と言ったそうですし(…書きながら、めまいがしてきました)。
    霊能者の「この人形、何に使ったの!? これ、生きてるよ!」という言葉が、今書いててもすごく恐いです。

    その後人形は行方不明になったとか、人形を作った人の所に有るとか聞きました。
    先日某所で、このアフタヌーンショーを見たという人の書き込みを見ましたが、あの時のラップ音については、マイク?にハエがとまっていたのではないかという説もあるそうです。
    こんなの書いてて祟られないだろうか…恐いよう(T^T)
    [ルーク猫]

  8. 蒔絵について投稿されたTakaさんへの追加です。

    私は当時、その番組を見ました。
    あれは昭和51年(22年前!)の7月か8月の夏休み期間中のことです。
    番組は現在の日テレで放映中の「ルックルック」の前身である「あなたのワイドショー」金曜恒例「TV三面記事」での出来事です。

    最初は「生首を描いた不気味な掛け軸発見!」といった内容のものでした。
    レポーターは現在でも「ルックルック」にてレポーターをされている方(名前ど忘れ)です。
    当時の司会は誰だったかなあ? 沢田亜矢子さんの前の方だと思うので、E.H.エリックさんか中田浩さんだと思います。

    閑話休題。

    レポートの内容は「打ち首されたらしい生首の描かれた不気味な掛け軸が旧家で発見された」というものです。
    持ち主が原因不明の病に伏したりしたため、寺に預けられたが、不思議なことに保管されている部屋に度々カラスがぶつかってくるといった内容でした。
    そのお寺の保管されている部屋を外から見た写真のパネルが出てました。

    Takaさんの話と違うのは、正確には、この不気味な掛け軸は、幕末に処刑された勤王か倒幕派かの処刑を報告するために描かれたものだろうということ。
    それと、「絵」そのものは、ただ生首が竹のような木に括られているだけのもので、「勝ち誇った武士が〜」というのは間違いです。
    既に『モノ』と化したそれには表情というものは感じられませんでした。少なくとも私が見た限りは。

    その番組が終了した日のことです。
    視聴者から奇妙な問い合わせが何件か寄せられたそうです。
    ある家では、番組を見ていた姉妹が「ねえ、あの掛け軸の首、目〜開いてたよねえ?」「うそー、閉じてたよー」「開いてたわよ〜」「そんなことないよー」
    「じゃーTV局にきいてみましょーよ」(会話は想像。でも姉妹のやり取りは実話)ということになったそうです。

    当時この番組は生放送でVTRによる録画は局側では行われておらず、問い合わせに対し、番組スタッフが個人的にホームビデオで録画されたものを確認しました。
    あるカットで目が開いているように見える個所がありました。

    これについて、翌週の読売新聞が報じておりました。
    私はその記事を読みましたが、次回のTV三面記事にて改めてこの事象について検証する旨、伝えていました。
    翌週のTV三面記事では、その個人録画のVTRを流し、目が開いていると思われるカットを公開しました。

    あくまで個人的な感想ですが、レポーターの解説している前で、確かに目は開いているように見えました。
    次に同掛け軸をカメラの位置を変えて角度による検証を行いました。
    撮影する方向によってそのように見える可能性があるのではないかと。
    しかし、少なくともその検証では目が開いているように見えることはありませんでした。

    今から4年前の「ルックルック」20周年記念か何かの特集の時です。
    おなじみ稲川さんの「生き人形」番組放送中のマイクに入った謎の声のVTRと一緒に改めて放送され、ご覧になった方も多いかと思われます。
    現在では「スタジオ内の『蝿』がとまっていたのでは?」といった説があることを付け加えておきます。

    閑話休題2

    当時高校生にもなって学校の課題に「日記をつけること」があり、実は今でもその日記が実家にあります。
    日記にはそれについて、たった一言「恐えー」と書いてありました(ハズカシー)。
    [鈴木由己夫@ou2]
    開いていたのは片目?両目? 両目なら蝿説は…。

  9. 今から7年前だったと思うのですが、日曜日11時くらいだったか、毎回色々なテーマを設けそれを証明していく番組をやってました。
    結構真面目な番組だった記憶があります。

    そこで「かごめ かごめ」の童謡のルーツというか、歌詞に隠されたメッセージを解いていくテーマの時がありました。
    前後編と別れていて、私は後編を見逃してしまい、かなり悔しい思いをしました。
    そこでは、歌詞を一つずつ、丁寧に映像を交えて説明してました。
    だいぶ忘れてしまいましたが、あの歌に隠されているメッセージは「徳川家の財宝のありかじゃないか」ということでした。
    何でも「鶴と亀がすーべった」の鶴と亀は、日光東照宮にある徳川家のお墓でしたっけ?
    とにかく番組が言うには、そこにある鶴と亀のことらしいです。

    江戸城と日光を直線で結ぶと、どこかの山でその線が交わるんですが、さあ、次週に乞うご期待!というところで、私はビデオ録画に失敗し見逃してしまいました。
    番組の運びが非常にうまく、好奇心をそそられる内容だっただけに、今ではとっても残念です。
    どなたか後編を見た方、及び内容を覚えてる方なんていらっしゃらないですよね?
    [くろぴん]
    東照宮=庚申山=石裂山、男体山=地蔵岳=鶏鳴山と線で結ぶと、六つの山で籠目ができたのです。その中心には夕日岳が…。

    詳細は二見書房刊、日本TV社会情報局「謎学の旅PART2」ISBN4-576-91038-8、を御覧下さい。30ページを謎解きに割いてます。

  10. これは地元では結構知られている、○○のある都市での怪談話です。

    10数年前に、ある病院の先生が自宅で奥さんを殺害して行方不明になりました。
    それから一週間ばかりして、近くの河原で遺体で発見されました。
    当然病院は閉鎖され長い間、空きビルになっていました。

    しかしバブルの頃、周辺の土地が値上がりしたのに割安で貸し出されたため借り手がつきました。
    始めは、確か学習塾だったと思います。
    しかし、周りの住民が気味悪がって子供を通わせなかったため生徒が集まりませんでした。
    次に、英会話教室が入りました。
    これは、このビルの曰くを知らない人が多かったせいか繁盛しました。
    しかし教室が繁盛するにつれ、変な噂がたちました。

    夜遅くまで教室を開けるようになると、3階のある部屋で受ける授業だけとても不気味なのです。
    22時を過ぎると女の人のすすり泣く声や悲鳴が聞こえたり、隣の洗面所に行くと人の気配を感じたりと、その噂が広がって教室は他の場所へ移ったそうです。
    その教室のあった場所は、奥さんが殺された部屋だったという話です。
    [オー、タク@bivu]
    いわゆる無念の霊なのか、それとも繁盛を妬んだ噂なのか…。


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