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浜名湖の特徴 |
★浜名湖の水は甘いか辛いか?★
浜名湖は周囲128km、水域面積6,880ha、水容積3億3000万トンあり、日本で10番目の大きさです。平均水深5mの比較的浅い湖ですが、湖口は水深が浅く、奥が深くなっています。最大水深は16mです。
今切口により遠州灘と接しており、潮の満ち引き(潮汐)の影響を受けて1日2回の水位の変化(潮位変動)があります。この今切口から4,230万トンの水が出入りすると考えられています。この水量はおよそ8日間で浜名湖の水を全て入れ替えることができる量です。
出て行く水の量も多いのですが、遠州灘より入ってくる水の量も多くなります。遠州灘より大量の海水が流れ込みますので、浜名湖は汽水湖というより塩水湖といった方が良いでしょう。
雨量や季節、潮汐によって塩分は変化しますが、浜名湖の奥部の細江、猪鼻、松見ヶ浦などでも塩分は約20〜30(2〜3%)あります。ちなみに遠州灘の塩分はおよそ30〜40(3〜4%)です。浜名湖の水は塩辛いと考えてよいでしょう。
注)単位の塩分(PSU)は1000分の1で表示します。塩分10は塩分濃度1%のことです。 |
★浜名湖の塩分濃度★
2000年10月17日調査データより
数値の上段は湖面、下段は水深2mの値です。 |
(解説:旧水産試験場浜名湖分場 鷲山裕史) |
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